ナショナルズは2位が似合う?

今年のナショナルズは2位の三冠王だった。
ナショナルリーグでは東地区2位。日本で目立っていたソトもナショナルリーグの新人王レースで2位。シャーザーもサイ・ヤング賞で2位になってしまった。300奪三振を達成するとサイ・ヤング賞は取れないというジンクスでもあるのだろうか。
そう言えば、ナショナルズはFAの注目度はトップかもしれない。

各賞の発表も終わり、日米野球も最終戦を終え、すっかりシーズンオフになった。
しかし、地元のMASN(Mid Atlantic Sports Network)では、ナショナルズ・クラシックスと題して過去の名試合をひたすら垂れ流して放映している。
今日のゴールデンタイムは、2015年10月3日にニューヨークで行われたメッツ戦を放映。この試合は、シャーザーがこの年2回目のノーヒット・ノーランを達成した試合。10月なのでさすがに寒そうだが、それを吹き飛ばすようなピッチング。MLBネットワークでの日米野球最終戦の放映(録画)が裏番組かと思われるような好ゲームだった。
特に見応えがあったのは、6回2死からの9人連続三振。最後のバッターは残念ながら詰まったサードフライになって三振を取れなかったが、この9連続三振を含む17奪三振は圧巻の一言。

サイ・ヤング賞を逃した翌日にこれを放映するとはなんとタイムリーなことか。6年連続で200イニング以上投げて最低でも14勝、負け越しなしという安定したピッチングは、単年度の表彰で2位になっても10年通してみれば史上最高のピッチャーと言っても良いレベルだろう。

 

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