ナショナルズかなりヤバい
令和元年の初日、開幕から1ヶ月がたったところで、ようやく今シーズン初めてナショナルズパークに行った。ナショナルズはシャーザーの先発で、カージナルスは巨人にいたこともあるマイコラスが先発。それなりに締まった試合になるかと思ったが、ナショナルズがひどい状態だということを確認する結果になった。具体的にはこんな感じ。
出ていない選手が多過ぎ
球場について先発選手がディスプレイしてあるボードを見ていたら、何だかズレていた。始まってみたらソトが出ていなかった。その結果、5番から8番まで8番バッターが並んだような打線になってしまっていた。ソトは練習中に背中をひねったようだが代打でも出場機会なし。ターナー、レンドン、ジンマーマンに続いてソトも不在となるとレギュラー野手の半分がいないので、まさに紅白戦のBチーム状態。
守りが下手
シャーザーは立ち上がりにいきなり3点を許してしまった。すべて自責点になっているが、ちょっと酷な感じ。ライトに入ったロブレスは目測を誤ってライトフライをツーベースにしてしまう。ショートのキーブームは交錯しかかったランナーに気を取られてショートゴロをヒットにしてしまう。どちらもエラーになってもおかしくないように見えた。普段ライトを守っているイートンをレフトに回す必要があったのか疑問。ソトの代わりのテイラーがセンターしか守れないのであれば、ロブレスをレフトに入れれば良いだけだと思うが。
攻撃が淡白
両チームの先発投手が投げている間を見ると、ナショナルズの方がヒット数は多かったが得点は逆。ナショナルズは残塁数が多い。若手が多いせいなのか、状況を考えたバッティングをしているように感じられず、いつでもブンブン振り回しているし、浅いカウントからボール球に手を出し過ぎ。ランナーがいるときでも大振りしてフライを打ち上げてしまう。ヒット数が多いのに点が入らないというのは、打順の組み方や作戦にも大いに問題があるだろう。
リリーフ陣がパッとしない
4月いっぱいかけて少しずつまともになってきている気はするが、やはり先発ピッチャーが代わると打たれてしまった。しかも、イニングの初めから登板したピッチャーが連打されて失点したところでランナーを残して投手交代。代わったピッチャーも打たれてしまう。降ろされたピッチャーからしたら、自責点がついて防御率は下がるしもうちょっとチャンスを与えて欲しいと思うだろう。代わった方のピッチャーも自信をなくすのではないか。投手起用にも工夫の余地があるように思う。
天気は良かったが、日が落ちると風が吹いてきて上の方のスタンドはちょっと肌寒い感じ。試合もお寒い感じだったので、7回すぎるとスタンドはガラガラになってしまった。最後はカージナルスファンの方が多いのではないかと思えるほど。おかげで帰りの地下鉄も座れるくらいで助かったが、既に消化試合の気配が漂っている。
ここまでひどいと大型補強とか監督を代えるくらいの思い切った手を打たないといけないような気もするが、ナ・リーグ東地区にはマーリンズというダントツ最下位のチームがあるので荒療治もしにくいのかもしれない。
ナショナルズパーク実用ポイント
今年初の観戦で気づいたポイントを整理しておきます。
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