新デザインのパワージェル
夏休みで遠方に出かけた際に、ウルトラランニング系の品揃えが充実していることで有名なショップに立ち寄ってあれこれ見ていたら、パワージェルがモデルチェンジしていたことに気づいた。こちら風に言うとアップデートということになるのだろう。とりあえず、おなじみのグリーンアップルに加えてバニラを購入。アメリカでは梅はさすがに見当たらないが、モヒートというのがあった。
従来のものとの違い
見た目は写真のとおりで、今まで慣れ親しんだパワージェルとはかなり違っている。従来のものがずんぐりむっくりした感じだとすると、スラッとしたイメージ。ぱっと見て変わったなと思うのは、開けたときにタブが切り離されないタイプになったこと。「トラッシュチェーンパッケージ」というらしいが、おそらくクリフショットを意識しているのだろう。
手に取って感じたのは、粘り気が少なくサラッとしていること。ショップのスタッフもかなり変わったと言っていたし、後で見たAmazonの商品レビューでは水無しで摂取できるという評価もあった。
日本のパワースポーツのサイトをチェックしてみると、パワージェルハイドロとパワージェルフルーツに相当するもののようだ。これであれば、日本での発売当初にどこかの大会のブースで見て買ってみた記憶がある。
今回見つけたものは、普通の味のパワージェルも新デザインになっていて、今までのドロドロからサラッとしたジェルにモデルチェンジしていること。普通の味もフルーツもハイドロも特に区別なく陳列されていて数えてこなかったが、色々と種類があった。
パワージェルの種類
検索してみたところ、アメリカのパワーバーのサイトでは、バーしかなくてジェルが出てこない。ヨーロッパのパワーバーのサイトでは、エナジージェルとしてしっかり紹介されていた。分類もオリジナル(8種類)、ハイドロ(4種類)、フルーツ(2種類)となっていて、日本と比較すると、「フルーツ」は日本と同じマンゴパッションフルーツとレッドフルーツ(日本名はレッドフルーツパンチ)の2種類、「ハイドロ」は日本の2種類(オレンジ・コーラ)にモヒートとチェリーが加わっている。「オリジナル」は、グリーンアップル、レモンライム、トロピカルフルーツの3種類が共通で、日本ではバナナと梅が加わって5種類、ヨーロッパ版ではブラックカラント、バニラ、ストリベリーバナナ、ソルティピーナッツ、エスプレッソが加わって8種類になっている。
アメリカのエナジージェル事情
アメリカでエナジージェルというと、クリフショットジェル(CLIFF SHOT)とGUが割と目立っていて、ハニースティンガーとハンマージェルが続いているというイメージ。いずれも従来型のパワージェルと同様にしっかりドロっとしたもの
クリフやGUは何がなんだか分からないくらい種類が多くて、それだけで棚を占拠している感じもあるし、ハニースティンガーにはオーガニックという特徴がある。アメリカでは、パワーバーはその辺のスーパーやコンビニでも普通に置いているものの、パワージェルを見かけることは少なく、ショップに置いてあったものはヨーロッパから仕入れたのかもしれない。
日本のパワージェルはどうなる?
ヨーロッパ版のモデルチェンジを受けて、日本のパワージェルはこれからどうなっていくのだろうか。日本のトレイルランニングの歴史とともに発展を遂げてきたパワースポーツ社のことなので、きっと斬新な展開を見せてくれるに違いない。新たなパッケージの梅味が発売されるのが楽しみ。
肝心の今回買ったジェルはまだ試していないので、練習のときにでも使ってみよう。
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