MLBいよいよ開幕するもナショナルズにはガッカリ

3月28日、ナショナルズは本拠地のナショナルズパークで開幕戦を迎えた。先発はシャーザーとデグロムということで、予想通りの投手戦。シャーザーはオープン戦初戦も初回にホームランを浴びており、今日も同じことになってしまった。どちらかというと連打されるというよりはポコっとホームランを打たれて失点するタイプなので仕方ないところか。

問題なのは攻撃。唯一のチャンスだった3回裏の攻撃はお粗末としか言いようがない。1点ビハインドで迎えたこの回先頭の9番ロブレスが２塁打で出塁。イートンもヒットで続いてノーアウト１・３塁としたが、ここで1点も取れなかった。ターナーは高めの球を空振りして三振、しかも3つのストライク全てが空振り。レンドンはサードゴロでダブルプレー。デグロムから大量に点を取ることができるとは思えないので、1点は確実にとっておきたいところ。2番・3番で外野フライも打てないとは情けない。2番打者ということで、日本だったらスクイズも十分あり得るところ。

選手が問題なのはもちろんだが、漫然と打たせた監督の作戦にも相当問題がある。先発ローテーションはMLB屈指だが、1点を取りこぼさず緻密な野球をやっていかないと今年も中の上で終わってしまいかねない。

「162分の1に過ぎないのだから開幕戦に負けたくらいで騒ぐ必要はない」というツイートに対して、「160マイルのドライブに出かけて最初の1マイルで車に故障が見つかったら運転し続けないで修理に出すだろう」という反論があった。なるほどなと思わされた。