今シーズンも後半に入り7月末のトレード期限も過ぎて、ポストシーズンを狙う球団と来年以降に期待する球団がはっきり分かれてきた。ナショナルズは今のところナ・リーグ東地区2位でポストシーズンに残ることに期待を繋いでいる。5月から6月の惨状を思い出すとよく頑張っていると思うのだが、ここにきて息切れ。
6月には絶対的エースだったシャーザーがついに故障者リスト入りして、先発ローテーションが回らなくなってしまった。防御率5.99とメジャーリーグ最悪のブルペンは、7月末に3人のベテランを獲得。これで少しは態勢が立て直されたと思いたい。
この週末はアリゾナ(フェニックス)でダイヤモンドバックスとの3連戦。初戦はロスが予想外の好投で、珍しく継投も失敗せず1安打完封。この1安打も相手投手の打ち損ない系だったので、完璧に抑えた勝利だった。
2戦目は7月絶好調で自らホームランも打っていたストラスブールが先発。楽勝かと思ったら、月が変わった途端に調子が崩れて大敗。ほぼ勝負のついてしまった8回裏には1塁を守っていたパーラがマウンドに立った。92マイルのストレートを投げていけるかと思わせたが、フォアボールを出し続けて押し出し。MLB初登板はアウトを取れずに降板。リリーフはセカンドのドージャー。彼も初登板で、ホームランを打たれたがなんとか3アウトを取った。交代時のアップに集まった内野陣を見ていると、ほとんどファン感謝デーのノリ。
メジャーリーグはベンチ入り選手が投手・野手合わせて25人と少ないので、リリーフ陣に無理をさせたくないということなのだろうが、ちょっと寂しい感じもした。ダイヤモンドバックスは勝率5割ギリギリくらいのところのチームなので、勝てる試合はきっちり勝っておきたいところだった。ここまで打たれれば明日は違った気分で臨めそうだ。
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