今日(8月28日)のフィリーズ戦は、先週木曜と同じシャーザーとノラの先発。この試合は3連続完封負けのスタートとなった試合なので、今日は是非とも借りを返しておきたいところ。
しかし、シャーザーは制球が今ひとつで、一発病が出てしまい5回2失点で降板。三振も5つのみ。一方ノラは普通の調子で投げていて、16勝で並ばれてしまうことが危惧された。
しかし、7回表に相手の守備の乱れから2点を返し、9回表にはレンドンの2ランで逆転。さらに1点を追加。その裏に1点を返されたもののなんとか抑えて5対4で勝利。
こう振り返ってしまうとナショナルズがすっきり勝ったように見えるが、レンドンの逆転2ラン以外はからっきしダメで、フィリーズが自滅した感じ。
7回の2点は、ランナー3塁(レンドン)・2塁(ジンマーマン)、でボテボテのファーストゴロから本塁悪送球の間に2人が帰還。9回の追加点はレンドンホームランに続いて2塁打を打ったジンマーマンが、3盗を試みたところキャッチャーが悪送球して帰還。
9回裏は1点返されて同点のランナーが2塁(1アウト)。センターフライで2アウト、タッチアップで3塁に進塁と思ったら、捕球前にスタートしていてアピールプレイでアウトになり試合終了。フィリーズはチャレンジしたが明らかに離塁が早く判定は覆らなかった。
MLBではとにかく走塁が積極的で、これは非常に良いことだと思う。浅めのシングルヒットでも2塁ランナーはよほどのことがない限りホームに突っ込んでいくし、バッターも隙があれば外野正面の当たりでも2塁を狙っていく。
走塁は高校野球を彷彿とさせるが、バントはあまりしないし、球を選ぶというよりは大振り。
それにしても、ナショナルズのちぐはぐぶりはひどい。相手のボーンヘッドがなければ間違いなくサヨナラ負けの展開。リリーフ陣はあてにならず、抑えの要のヘレーラも再び故障者リスト入り。打順は日替わりで繋がりが悪い。今シーズンの残り試合も少なくなり、ポストシーズンへの期待は薄くなってきたが、球場に足を運びたくなるような試合をしてほしいものだ。
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