今年も後半

7月になった。D Cもすっかり夏という感じの日が続いている。今年の前半は、なんと言っても新型コロナウイルス。2月末までは完全に対岸の火事という感じだったが、3月に入ってから気をつけましょうというお知らせが出るようになり、3月中旬の緊急事態宣言から一気に状況が変わった。ほとんどのオフィスで在宅勤務が始まり、4月に入る頃にはD Cとその近郊でも外出禁止令が出された。

現時点で振り返ってみると、感染拡大のピークは5月のはじめ頃。D Cでは新規感染が徐々に減ってきた。他州から遅れて5月末には外出禁止令が解除され、経済活動再開の第1段階に入ったが、他州よりも厳しい規制は続いた。相前後してB L M関連の抗議活動が活発化して関心はそちらに移った。6月中旬以降、南部の州を中心に感染が拡大しているが、大規模な抗議行動が続いたD Cとその近郊では顕著な拡大は見られていない。

桜祭りを始めとして各種のイベントはキャンセルされており、いつになったら平常に戻るのか、その平常とはどんなものになるのか、まだ予測がつかない。

当面は、この週末にやってくる独立記念日がどうなるか。花火はやることになっていて、地下鉄は営業時間を延長して増便する予定だが、D C市長は可能な限り家に留まることを推奨している。どの程度の人出があるのか分からないし、仮に感染が拡大したとしても、潜伏期間があるので独立記念日の影響かどうかはハッキリしないだろう。

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